親事(おやこと)とは
ご両親に代わり終活をお子様が行うこと、ご両親へ終活を実行してもらうことを指す終活の用語です。
終活を行うことによって、ご両親自身の意向を尊重し、家族間の問題を生前に解決することができます。
また、終活を行うことでご両親の心配事(お子様方への負担を減らしたい)を軽減することもできます。
これ以外の終活の93項目をご両親へ行ってもらうこと、ならびにご両親の代わりにお子様がご両親の終活を代わりに行うこともQ終活では終活の項目に含んでいます。
両親に終活を行ってもらう方法
お子様が終活の話をご両親へすると「私に死ねっていうの?」と、拒絶をされてしまうことがあります。そうなってしまうのはご両親に【終活は生きている間にシニアライフの問題を解決するための活動】だという認識をお持ち頂けていないため誤解が生じていることが原因の一つです。実際は、元気な間しかできないのが終活です。
話の導入を、思い詰めて真剣に発するよりも、ご両親のこれまでの人生を対話の中でお聞きすることで引き出していくことが重要です。
代わりに行う際・終活を促す際にポイントになること
- 財産や保険の事は後回しにする(お金のことは最も嫌がられる傾向にあります)
- 実家の宗派やお墓の管理者は誰なのかお聞きしてみる(直葬の実現可能性や菩提寺の確認)
- 定期的に家族が集まった際に家族写真を撮る (のちのち遺影写真として使用)
- 健康診断をしているかお聞きする (身体だけでなくものわすれ外来と歯の検診も)
などです。急に死生観やお金のことなどについて踏み込んだりせず、健康についてなどからお話をしてみると良いでしょう。上記にもある通り、日常会話の中から聞き出す方が重たくならずにお話いただけることが多いです。
終活のメリットとは?
以下に終活を行うことによって得られるメリットを挙げました。
- 膨大な時間を必要とする財産に関する事項の時短ができる
- 遺されたご家族の時間的な余裕を作ることができる
- 遺されたご家族の精神的な余裕を作ることができる
- 9分野それぞれの項目での遺された家族の費用負担が減る
- お金だけでなく思いや思い出を遺すことができる
- 遺したくなかったものを事前に処分できる
- 受けたい介護や医療を選ぶことができる
- 受けたくない介護や医療を除外できる
- ご自身らしい人生設計の指針を作ることができる
離れて暮らすご家族へ
地元に残したご両親に関するご不安も多くあることと思われます。我々Q終活では九州における終活のアシストをこれからも行ってまいります。その他の地域にお住まいの方でも九州にご不安やご不明な点などございましたら何なりとお申し付けくださいませ。
まずはご本人にかわり、お悩み診断から現状の問題点を洗い出す作業から始めてみてはいかがでしょうか。